責任投資への取り組み

責任投資への取り組み

当社は、高いレベルで企業責任を全うしながら事業を行う企業へ投資をすることにより、顧客の投資価値の保全と運用成果の向上を図ることができると信じています。

企業のESG(環境・社会・ガバナンス)問題が深刻化し、投資価値を脅かす可能性が高まる前に、当該問題を当社の徹底したボトムアップ・リサーチ・プロセスを通して深く理解します。

  • 国連責任投資原則(UNPRI)からA+の評価を取得

  • 2016年は650社を超える企業と積極的にエンゲージメント(建設的な対話)を実施

  • 3,700を超える株主総会で議決権を行使

ESGは運用プロセスの一環

各企業のESGを分析する際に、(1)当社アナリスト、(2)ESG専任チーム、(3)外部リサーチ、(4)意思決定においてESGを主体的に検討するポートフォリオ・マネジャーによる4つの重要なインプットが行われます。

フィデリティにおけるESGの進化

当社は運用プロセスへのESGの組み入れ強化を常に図っています。

 

当社のESGレーティング・メソドロジーに、環境災害、製品リコール、贈収賄事件等、問題となるマイナス・データを組み入れています。

 

当社アナリストは、気候変動、電気自動車、それらの産業や環境への影響について徹底したリサーチを続けています。

 

当社は、ESGエンゲージメントとESG分析をよりシステマティックにトラックするためにリサーチ・マネジメント・データベースを構築しました。

 

当社は、モーニングスター・サステナビリティ・レーティングの基となる決定要因を把握するための分析ツールを開発し、ESG問題についてポートフォリオ分析に活用しています。

グローバル・スタンダードへの貢献

当社は、こうしたフォーラムへの参加を通して、責任投資の適切な基準の構築に関する議論に参加しています。

  • 国際コーポレート・ガバナンス・ネットワーク(ICGN)
  • アジア証券業金融市場協会 (ASIFM)
  • 英国保険協会(ABI) 、コーポレート・ガバナンス・フォーラム投資協会(IA)、英国サステナブル投資金融協会(UKSIF)
  • 英国インベスター・フォーラム(The Investor Forum CIC)
  • アジア・コーポレート・ガバナンス協会(ACGA)
  • 香港投資基金協会 (HKIFA)
  • オランダ・持続的発展のための投資家協会 (VBDO)
  • 投資家フォーラム(Forum of Investors Japan)

また当社は、英国スチュワードシップ・コード及び日本版スチュワードシップ・コードに署名をしています。

以下は詳細情報です

よくある質問と回答(FAQ)

責任投資とは何ですか?
国連責任投資原則(UNPRI)は、有効にリスクをマネージし、持続可能な長期リターンを創出するために、ESG(環境、社会、ガバナンス)要素を投資の意思決定に組み入れる運用アプローチと責任投資を定義しています。フィデリティでは、責任投資は運用プロセスの一環となっています。
ESGは何の略ですか?
ESGは、環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)の略です。ESG要素の分析は、企業または事業への投資の持続可能性と社会的影響を評価する上で重要と考えます。ESG課題の例として、エネルギー消費と温室効果ガス排出、サプライチェーン・リスク・マネジメント、性別の多様性、従業員生産性、独立取締役のリーダーシップ、最高経営責任者(CEO)の報酬等が挙げられます。
2016年のフィデリティのESGの主な活動は何ですか?
2016年のガバナンス・エンゲージンメント・レポートの中で、ESG専任チームの昨年の活動の詳細を記述しています。同レポートが必要な場合は、こちらをクリックしてください。
国連責任投資原則(UNPRI)とは何ですか?

国連責任投資原則(UNPRI)は、6つの責任投資原則を実践に移すために署名機関の国際的なネットワークと協力しています。UNPRIは、ESG(環境・社会・ガバナンス)課題の投資への影響を理解し、署名機関がそうした課題を投資やオーナーシップの意思決定に組み入れることを支援することを目的としています。

6つの原則は投資家によって構築され、国連から支持を受けています。50を超える国の1,400を超える機関が署名しており、その合計資産は59兆ドルに上ります。

2017年のストラテジー&ガバナンスのスコアはA+まで上昇しました。また全ての株式戦略がAレーティングを維持し、債券戦略のスコアはA+となりました。

国連責任投資原則(UNPRI)の6つの原則とは何ですか?
  1. 私達は、投資の分析と意思決定のプロセスにESG課題を組み入れます。
  2. 私達は、活動的な株式の所有者になり、株式の所有慣習にESG課題を組み入れます。
  3. 私達は、投資対象企業に対してESG課題について適切な開示を求めます。
  4. 私達は、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるよう働きかけを行います。
  5. 私達は、本原則を実行する際の効果を高めるために協働します。
  6. 私達は、本原則の実行に向けた活動や進捗に関して報告を行います。
アクティブ・オーナーシップとは何ですか?

アクティブ・オーナーシップは、企業の長期的価値の向上を図る投資家として、議決権及び当社の影響力を行使することです。当社は顧客の投資資金のスチュワードとして、投資先企業のガバナンスの改善を図り、より魅力的な企業になることを後押しするという点で重要な役割を担っているものと考えます。我々は、適切なガバナンスと持続可能な企業活動を促すために企業と直接建設的な対話を行います。

詳細情報は当社の責任投資方針をご参照ください。

フィデリティはどのような外部のガバナンス関連団体に参加していますか?

フィデリティのESGチームのメンバーは、世界の外部ガバナンス関連組織に関与しています。

同メンバーは、英国投資協会(IA)のガバナンス・アンド・エンゲージメント・コミッティの会長、テイクオーバー・アンド・マージャーズ・パネルのコード・コミッティ、英国産業連盟の企業委員会、国際コーポレート・ガバナンス・ネットワーク (ICGN) の報酬委員会の代表を務めています。フィデリティは、国連責任投資原則(UNPRI)、英国スチュワードシップ・コード、日本版スチュワードシップ・コード、香港証券先物委員会の責任あるオーナーシップ原則、台湾証券取引所の機関投資家のためのスチュワードシップ原則に署名をしています。また、当社はアジア・コーポレート・ガバナンス協会(ACGA)、英国保険協会、コーポレート・ガバナンス・フォーラム・イタリア投資協会、英国サステナブル投資ファイナンス協会(UKSIF)、 日・英の投資家フォーラム、欧州投信投資顧問業協会(EFAMA)の責任投資とコーポレートガバナンス・ワーキング・グループ等、世界の多くの取引、業界団体の現会員となっています。

フィデリティはどのようにESG要素を意思決定に組み入れていますか?

ESG(環境・社会・ガバナンス)課題の検討は、フィデリティの全ファンドの意思決定プロセスに組み込まれています。

ESG分析は、株式、債券、不動産、マルチアセットの各チームのアナリストによって行われますが、ポートフォリオ・マネジャーも主体的にESG要素の潜在効果を考慮し、投資の意思決定を下しています。

当社のグローバル運用チームに所属するESG専任チームは、フィデリティが世界的に見られるESGのトレンドや問題について最前線で取り組むよう進めています。

フィデリティの社内分析は、深い外部リサーチ及びレーティング分析により補強されています。

フィデリティは投資不適格指定リストを有しているのでしょうか?有しているようであれば、何を対象としているのでしょうか?
国際条約及び国際機関の指針に基づくクラスター爆弾及び対人地雷(CM & APL)の投資不適格指定リストを有しています。同リストは、外部のESGスクリーニング・プロダクトに当社リサーチ・チームのインプット項目を入力し、作成します。 そこには、クラスター爆弾及び対人地雷を実際に使用、貯蔵、製造、生産する銘柄が含まれます。
どれくらいの企業が投資不適格指定リストに掲載されているのでしょうか?
現在、投資不適格指定リストには、投資対象可能区域の中で18の上場企業と18の非公開企業が掲載されています。
投資不適格指定リストはどのような頻度で見直すのでしょうか?
投資不適格指定リストは半年毎に見直します。
カーボン・エミッション(炭素排出)に対してはどのような政策をとっていますか?
気候変動及びカーボン・エミッション(炭素排出)のエクスポージャーは、常に当社ファンドの中でモニタリングされています。当社はこうした要素を影響の大きいセクターの分析に組み入れています。我々のリサーチ・プロセスにおいては、カーボン・エクスポージャーを持つ企業や気候変動に取組む戦略を有する企業と随時及び継続的に建設的な対話を持っています。
フィデリティは機関投資家向けにESG運用ソリューションを提供していますか?
当社は機関投資家向けに特定のESGのテーマまたは制約を反映させたポートフォリオをカスタムメイド化することができます。特定のニーズについて相談する機会をご提供します。