投資不適格指定方針フレームワーク

投資不適格指定方針フレームワーク

序文

フィデリティ・インターナショナル(以下、フィデリティ投信株式会社を含み、総称して「当社」といいます。)は、社会的責任への意識が高い企業は事業においてもその理念が活かされ、結果的に、企業価値の保全・向上および当社の運用成果の向上につながると信じています。そのために当社のアナリストおよびポートフォリオ・マネージャーは投資判断に際して、投資リスクと投資リターンに影響を及ぼし得るESG課題を考慮しています。当社の「投資不適格指定方針フレームワーク」は、「責任投資方針」の一部を構成しています(内容は「こちら」をご覧ください。)

https://www.fidelity.co.jp/fij/about/governance/guideline.html

当社の方針と原則

当社はESGに関して原則主義のアプローチを採用し、この観点から投資不適格と判断する企業を投資不適格指定リストに掲載し管理します。特定の企業を投資不適格とするか否かを決定するに際しては、国際条約、とりわけ「クラスター爆弾に関する条約」、「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」、国連のガイダンス、ESG原則を支持する世界銀行およびその他のグローバルな規制等を参考にしています。

投資不適格指定リストの適用範囲

当社では、全資産クラスにおける全てのアクティブ運用ファンドおよび個別口座において投資不適格指定リストを用いてスクリーニングを行います(顧客により別途指定がある場合を除きます)。パッシブファンドや当社が実質的に運用を行わない「ファンドネットワーク」のような投資のプラットフォームにおいては、同リストを適用しません。

投資不適格指定リストには、クラスター爆弾および地雷の使用、貯蔵、生産または移譲を実際に行っている企業が含まれますが、事業活動や製品がこれらの目的に利用される可能性があるもののそのような取引をしていない、または、そのような利用目的を想定して開発したのではない企業は含まれません。

投資不適格指定リストに含まれる企業が当該事業の売却あるいは中止を計画していることを確認した場合は投資不適格指定リストに加えませんが、当該企業が確実に対象事業の売却・中止を行うのか継続してモニターします。

投資不適格指定方針フレームワークの運用

当社のESGチームは外部データ、各種分析ツール、外部リサーチ提供者を活用し、ESGの観点から評価を行い、当社の投資ユニバースの中で潜在的に投資不適格指定に分類される可能性のある企業を把握します。

ESGチームは社内の調査部門との連携の下、これらの企業が当社のESG原則に反していないかをより詳細に分析し、仮の投資不適格指定リストを作成します。このリストは当社のESGオーバーサイト・グループが承認しています。ESGチームは半年毎に同リストを見直し四半期毎に開催されるESGオーバーサイト・グループに報告し仮承認を得ます。正式な投資不適格指定リストは、当社の取締役会が最終的に承認します。

ある企業が投資不適格指定リストに掲載された場合、当社は可及的速やかに全てのアクティブ運用ファンドおよび個別口座の当該全保有証券を売却すると同時に、当該企業に対して当社の投資ユニバースから外したことを伝えます。また、当社のインベストメント・コンプライアンス・チームが一連の状況をモニターします。

2017年9月