強い米国経済を支える、その役割

30年以上の歴史を持つ米国ハイ・イールド債券市場は、米国企業の資金調達の重要な場として拡大を続けています。現在では1,000社を超える多種多様な企業がハイ・イールド債券を発行する厚みのある、米国経済を支える市場へと発展しています。

米国企業の「新興」と「復活」を支える市場

現在、世界で活躍する米国企業の中には、かつてはハイ・イールド債券を発行し、資金を調達することで、成長を遂げてきた企業や、格付が下げられたり、デフォルト(債務不履行)に追い込まれながらも、経営再建を果たし、復活していった企業が数多く存在します。

■「新興」企業の例

アマゾン・ドット・コム

1994年に設立。今では日本を含め10カ国に展開し、ありとあらゆる商品を取り扱うネットショッピングの最大手企業。

アマゾン・ドット・コムの格付と企業収益の推移

■「復活」企業の例

フォード・モーター

名門メーカーである同社は、一時業績不振からBB格以下に格下げされましたが、その後復活しています

※格付はS&P長期自貨建発行体格付。

フォード・モーターの格付と自己資本比率の推移

(注)Bloombergよりフィデリティ投信作成。格付はS&P長期自貨建発行体格付、2002年12月末~2014年12月末。アマゾン・ドット・コムの企業収益はEBITDA、2002年~2013年。フォード・モーターの自己資本比率は2002年~2014年。自己資本比率とは、自己資本(返済不要の資本)の総資本に占める割合。自己資本比率が高いほど財務安定性が高いとされる。過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。

米国では、様々な業種の多様な企業がハイ・イールド債券を発行しています。

現在、様々な業種から1,000社以上がハイ・イールド債券を発行しており、
業種の分散や銘柄を取捨選択した投資が可能です。
  • デル(電気機器)
    【格付:BB+】
  • デルモンテ(食品)
    【格付:B】
  • ウェンディーズ(外食)
    【格付:B+】
  • グッドイヤー(タイヤ)
    【格付:BB-】
  • リーバイス(アパレル)
    【格付:BB】
  • スプリント(通信)
    【格付:BB-】

日本で発行・流通されているハイ・イールド債券は極めて限られています。

(ご参考)日本企業の例

  • ■ソフトバンク( 通信) BB+
  • ■東京ドーム( 娯楽) BB+
  • ■パイオニア(カーナビ)BB+

(注)Bloombergよりフィデリティ投信作成。外国企業およびソフトバンクの格付は、S&Pの長期自貨建発行体格付を使用。ソフトバンクを除く日本企業はR&I発行体格付を使用。2015年2月5日時点。当資料に掲載されている個別の銘柄・企業名については、あくまで参考として記載したものであり、その銘柄・企業の株式等の売買を推奨するものではありません。企業名はブランド名を表記。

米国経済の成長を支える厚みのある市場

米国ハイ・イールド債券市場の特徴として挙げられるのが、長い歴史と多くの発行企業に支えられる「市場の厚み」です。1970年代に生まれた市場は、企業の資金調達ニーズと投資家の高利回りでの運用ニーズから拡大し、現在では米国経済の成長を支える市場のひとつと言われるまでに拡大しています。

米国ハイ・イールド債券指数の各年リターン

(注)RIMESよりフィデリティ投信作成。1996年12月末~2014年12月末。米ドルベース。米国ハイ・イールド債券指数は期間初を100として指数化。過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。

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