金利収入を味方に着実に積み上げる運用を

ハイ・イールド債券投資の魅力のひとつである高い金利収入には、値下がりに強い「クッション」の効果が期待できます。また、それを長期に積み上げることで、より安定した運用効果が期待できるようになります。

金利収入によって得られる、「クッション」の効果とは

例えば、米国株式での運用と比べた場合、米国株式の配当収入に対して、米国ハイ・イールド債券には高い水準の金利収入があります。投資する資産の価格変動のリスクを完全に回避することはできませんが、米国ハイ・イールド債券の場合、中長期に渡って金利収入を積み上げることで価格の下落をカバーする「クッション」の効果が期待できます。

米国ハイ・イールド債券 米国株式

(注)RIMESおよびBloombergよりフィデリティ投信作成。価格変動リスク(年率標準偏差)は2000年12月末~2014年12月末、米ドルベース。利回りと配当利回りは2000年12月末~2014年12月末の平均値。※上記はイメージ図です。実際の結果はこれと異なる動きをする場合があります。

定期的な金利収入が、「クッション」の効果を果たします

米国ハイ・イールド債券は、定期的に高利回りの金利収入を獲得できるため、相場が下落することがあっても、金利収入が価格変動によるマイナスを抑える効果が期待できます。実際に過去18年間の年次騰落率で見ると金利収入よりも価格下落が大きくなった結果、マイナスリターンになったのは3回だけで、ほとんどの年でプラスの運用成果を得ることができています。

米国ハイ・イールド債券の騰落率

(注)RIMESよりフィデリティ投信作成。1997年~2014年。米ドルベース。数値は年間騰落率。過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。

金利収入の積み上げが「クッション」の効果を大きくします

長期の実績を見ると、米国株式の上昇要因は配当収入と価格変動で約半分を分け合っています。一方、米国ハイ・イールド債券の上昇要因は、下落後の回復局面における大幅な価格の上昇を除くと、金利収入が大部分を占めています。株式は一旦価格が下落してしまうと、再び上昇しなければ取り返せないのに対して、ハイ・イールド債券の金利収入は、長く保有するほど積み上がり、価格が下落したとしても、「クッション」の役割を果たしてくれることが分かります。

米国ハイ・イールド債券の収益要因分解 米国株式の収益要因分解

(注)RIMESよりフィデリティ投信作成。2000年12月末~2014年12月末。米ドルベース。期間初を100として指数化。金利収入要因と配当収入要因は金利配当収入の再投資効果も含みます。過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。

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