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市場変動時における投資術  Vol.1 過去の下落局面を振り返って

 

市場変動時における投資術-vol.1過去の下落局面を振り返って

リーマンブラザーズの破綻に端を発した金融不安が世界に広まっており、世界の株式・債券市場が大きく変動しています。日本の株式相場も1年前に比べて半値以下に下落し、変動率が1日で10%超に達する日もありました。投資家にとっては非常に困難な時期にあることは間違いありません。 ただ、過去に学べば、このような市場変動は決して初めてのものではなく、これまでも何度も繰り返されてきました。フィデリティで25年以上ファンドを運用し、英国で運用者として高い評価を受けている、アンソニー・ボルトンからのヒントを交え、市場変動時の投資について皆様と一緒に考えたいと思います。

 

相場の下落はいつまで続くのでしょうか?今は、売却すべき時なのではないでしょうか?

相場が下落すると人々は不安になり、連鎖して景気低迷や雇用不安など、それまでに感じていなかったネガティブな要因がクローズアップされ、これらの影響でさらに下落し変動幅も大きくなる傾向にあります。  その結果、過去の急落局面は、それまでの上昇期間に比べて短期間に発生しています。下記のチャートは、例として、過去の大きな下落局面である1987年ブラックマンデー以降の株価の推移を表しています。ベストな売りタイミングを見出すことはできたでしょうか。

 

  • 左記グラフは、1987年ブラックマンデーから、市場が以前の水準に戻るのにどれくらい時間がかかったかを示しています。

 

  • 事象が発生する直前に10,000円を投資したと仮定し、その後、投資金額が元の10,000円に戻るまでに、グローバル市場がどのように変化したかを、MSCI Worldインデックス(出所:Datastream、単位:日本円、通貨ヘッジなし)の月次リターンを用いて示しています。

 

  • インデックスは、ある特定の金融商品を示すものではありません。諸費用、税金等は考慮されておりません。 また、ある特定の株式ポートフォリオのパフォーマンスを反映するものでもありません。

 

短期間に下落する市場局面においては、判断する時間がないままに株価は変動し、ベストなタイミングで売却することは非常に困難です。では逆に買うことを考えたらどうでしょうか。一般的に、上昇する期間は下落する期間よりも長く、判断する時間にも余裕があります。

投資家は保有資産価格が下落すると不安になり、早く手放してこれ以上の損失を避けようと売却タイミングを焦りがちです。しかし逆に、現在は投資を始める好機とは考えられないでしょうか?


「個人投資家が陥りがちな重大な誤ちは、相場が上昇して、楽観的な雰囲気が蔓延しているときに相場に引き込まれ、今回のように相場が下落し見通しがたたないときに震え上がることです。こうした経験をすると立ち直るのに通常長い年数がかかるので、まずはその失敗に陥らないようにすることが肝心です。」 

 

-アンソニー・ボルトン-

アンソニー・ボルトン

Anthony Bolton

1979年、弱冠29歳でフィデリティが英国で初めて設定した「フィデリティ・スペシャル・シチュエーション・ファンド*」のポートフォリオ・マネージャーに抜擢。以来四半世紀にわたり同ファンドの運用を担当し、年率換算約20%という圧倒的な運用成績をあげ、大規模な株式ファンドに育て上げた。

*「スペシャル・シチュエーション・ファンド」は、フィデリティ・インターナショナルが運用する欧州の投資信託です。日本での販売は行っておりません。

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ご注意)上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につきましては、フィデリティ投信が運用するすべての公募投資信託のうち、徴収する夫々の費用における最高の料率を記載しております。投資信託に係るリスクや費用は、夫々の投資信託により異なりますので、ご投資をされる際には、事前に良く目論見書や契約締結前交付書面をご覧下さい。

 

フィデリティ投信株式会社

金融商品取引業者:関東財務局長(金商)第388号加入協会:社団法人投資信託協会、社団法人日本証券投資顧問業協会

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